鵜田寺(うだじ)で眼病平癒のご利益を求めて・・

島田エリア

眼病に悩むあなたへ。
静岡県島田市には、古くから眼病平癒にご利益

あると信じられてきた寺があります。
それが鵜田寺うだじです。
泥砂の中から現れたとされる薬師如来像は、

人々の健康を願い、今もなお多くの参拝客を惹きつけています。
今回は、そんな鵜田寺うだじの歴史や見どころ、

そして薬師如来のご利益についてご紹介します。

鵜田寺の歴史と背景

鵜田寺は、島田市野田に位置し、真言宗に属する古刹です。

その起源は古く、本尊である薬師如来像は
平安時代後期に作られたものとされています。
創建当時は、大井川から薬師如来像が発見された
という伝説が残っています。
このことから、眼病に霊験あらたかとされ、
多くの人々が信仰を集めてきました。
しかし、戦国時代の動乱によって一度は焼失し、
現在の姿は江戸時代に再建されたものです。

この寺は「野田薬師堂」とも呼ばれ、
その名の通り、眼病平癒を願う人々から信仰を集めています。
特に、江戸時代から続く縁起によれば、
多くの人々がこの地で癒しを求めて訪れたとされています。

鵜田寺の見どころ


薬師堂


  • 鵜田寺の薬師如来は、眼病平癒にご利益があるとされ、古くから人々に親しまれてきました。
  • 特に、泥砂の中から現れたという言い伝えから、眼病だけでなく、
    心の病をも癒してくれると信じられています。参拝者の中には、眼病が治癒したという感謝の言葉が書かれた絵馬がたくさん奉納されています。

  • 虎御前と島田髷


  • 薬師堂の前には、島田髷を考案したとされる島田市出身の遊女、虎御前の墓があります。
    毎年9月の第3日曜日には、虎御前の供養祭である『島田髷まつり』が開催され、
    多くの人々が訪れます。
    この祭りでは、伝統的な島田髷を結った女性たちが練り歩き、町全体が華やかになります。

 

境内には白藤が絡む杉の古木があり、その根元には鎌倉時代
に大磯(神奈川県)の遊女虎御前を供養するための
宝筺印塔(ほうきょいんとう)が建てられています。

さらに、鰐口という大きな鐘も見逃せません。

この鰐口は重さ9キロで、昭和31年(1956年)に県指定文化財として登録されています

その音色は訪れる人々を魅了し、静寂な境内に響き渡ります。

鵜田寺で初詣  薬師如来へのご利益

鵜田寺では初詣が行われています。

毎年多くの参拝者が訪れ、特に眼病平癒を願う
人々にとって重要な場所となっています。

鵜田寺は、薬師如来を本尊としており、
眼病に霊験があるとされているため、
多くの人々が新年の初詣に訪れ、健康や幸福を祈願します。

初詣の際には、境内での静かな雰囲気を楽しみながら、
心を込めて参拝することができるでしょう。

また、鵜田寺には虎御前の供養塔もあり、
地域の歴史や文化を感じることもできます。

初詣の時期には特別な行事やお守りの授与も
行われることもありますので、訪れる際には事前に
情報をチェックすることをおすすめします。

まとめ

今回は、島田市にある歴史ある寺、鵜田寺をご紹介しました。

眼病平癒のご利益がある薬師如来や、島田髷の発祥の地として知られるこの寺は、
訪れる人を温かく迎えてくれます。
静寂な空間で、自分自身と向き合う時間をご提供します。
ぜひ一度、鵜田寺へ足を運んでみてください。
きっと、忘れられない思い出になるはずです。

所在地

  • 住所: 静岡県島田市野田1195

交通アクセス

  • 電車:
    • JR東海道本線「島田駅」からバスで約10分、「島田市民病院」下車、徒歩約2分。
    • 徒歩の場合、島田駅から約23分です
  • :

    • 新東名高速道路「島田金谷IC」から約5.5km(約10分)



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