『月9エマージェンシーコール』第2話命を救う声と失われた声

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1月20日に放送された月9ドラマ『119エマージェンシーコール』
の第2話で、主人公粕原雪の姉・小夏が失声症であることが明らかになりました。
命を救う声の力と、声を失った姉の存在。
この対比が、ドラマにさらなる深みを与えています。

第2話のハイライト

第2話では、緊迫感あふれる通報ではじまる。金属加工工場「佐久山工業」
で従業員が事故で負傷したという通報を受ける。
粕原雪(清野菜名さん)は救急隊を向かわせるため事故現場の詳細を
通報者に求めるが、なかなか要領を得ない。
その様子を見かねた兼下は、要救護者への応急処置を優先するよう粕原雪(清野菜名さん)を促す。
その後、粕原雪(清野菜名さん)と兼下(瀬戸康史さん)は女性からの通報をめぐって
2人の意見が対立する…。
また、瀬戸康史さん演じる兼下睦夫が、息子との偶然の出会いで見せた笑顔に
視聴者の心が揺さぶられる場面もありましたが、その裏側では過去の複雑な出来事も・・・

粕原姉妹の複雑な関係?

蓮佛美沙子さんが演じる姉・粕原小夏は、イラストレーター(2話ではスイセンの絵)
として働き始めて数年後に突然失声症になったことが明かされました。
かつては仲の良い姉妹だった二人ですが、小夏は家族からの助けを拒み、雪とも距離を置いています。

第2話で粕原小夏が失声症を患っていることが明らかになったことを受け
『失声症』とはどういう病気なのか調べてみました。
失声症は、声が出なくなる症状を指す病気だそうです。

  • 声帯の振動が全くなくなり、声が出なくなる状態
  • 声帯や喉に明らかな異常がないにもかかわらず、声が出ない
  • 主にストレスや心的外傷などの心因性の原因で発症する
  • 男性よりも女性のほうが2~3倍かかりやすく、思春期から30歳前後が発症しやすい
  • 『失声症』『失語症』とは全く異なった症状

『失語症』とは
失語症は決して声が出なくなるのではなく、ことばがうまく出て来なかったり、
コミュニケーションのためにうまく使えない状態なので
言語聴覚士による言語訓練などのリハビリを受けることで改善していくそうです。

声の力と無力さの対比

指令管制員として声で命を救う雪と、声を失った姉・小夏。
この対比が、ドラマに新たな層を加えています。
声の持つ力と、それを失った時の無力さが、物語にさらなる深みを与えることでしょう。
これから第3話、第4話と放送される場面でなぜ、姉「粕原小夏」が
5年前に失声症になってしまったのか?
なぜ、粕原雪と両親のいる自宅を出てしまったのかが
明らかになっていくのかもしれませんね。
次回以降、この粕原姉妹の関係がどのように描かれていくのか、注目が集まります。

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